サステナビリティ・ドライバー
資料ダウンロード
  • HOME
  • トピックス
  • 企業
  • コラム
  • グローバル
No Result
View All Result
サステナビリティ・ドライバー
  • HOME
  • トピックス
  • 企業
  • コラム
  • グローバル
No Result
View All Result
サステナビリティ・ドライバー
No Result
View All Result
Home コラム

ペットボトルをリサイクルしたらお金が返ってくる!?~フィンランドのゴミ事情~

by SD学生編集部
2023年9月10日
in コラム
フィンランド ゴミ箱
Share on FacebookShare on Twitter

ゴミ対策の徹底、脱炭素の工夫などを凝らし、国全体として環境保全に取り組み、“環境先進国”として知られるフィンランドは、SDGs達成度世界1位にも輝いています。

『そんな環境先進国で“環境学”を学んでみたい』と志した筆者は今フィンランドのヘルシンキ大学で交換留学を行っています!これからの10か月間、日々のフィンランドでの暮らしで見られるサステナブルな様々な一面をご紹介していきます!

フィンランドのゴミ対策

フィンランドは国土の約75%が森でおおわれていることから、フィンランド人は森を愛し、自然と深く関わりながら日々過ごしていることもよく知られていますね。このように、自然を愛するフィンランド人は日々の生活から環境保全への意識が強く、日常的に環境対策に取り組む様子がいたるところで見受けられます。

ゴミ分別の徹底

フィンランドでは、ゴミの分別も徹底されています。下の写真はヘルシンキ・ヴァンター国際空港のゴミ箱の写真です。

フィンランド 空港ゴミ箱

左から紙ごみ、生ごみ、ペットボトル、プラスチックゴミ、段ボール、混合ゴミ(Paper、bio waste、plastic bottles、 plastic, cardboard、mixed waste)のように6種類に分別するよう指定されています。国の入り口である空港の時点で、ゴミの分別がここまで徹底されている様子は、まさにフィンランドのゴミ分別の徹底度を表している光景といえるのではないでしょうか。

実際に、私が住んでいるドミトリーでも同じような分別方法で分けてゴミを出すように指定されています!

お金が返ってくるリサイクルマシーン

フィンランドの大手スーパーマーケットの前にはペットボトル、缶、瓶のリサイクルマシーンが設置されています。
そのマシーンに缶・ペットボトル・瓶を入れると、入れた種類のゴミとその数に相当する返金される金額が表示されたレシートを受け取ることができます。

具体的には、缶・ペットボトル・瓶それぞれ1本当たり、0.15€(≒24円)、0.10-0.40€(≒16-63円)(サイズによって値段が変わる)、0.10€(≒16円)のキャッシュバックを受けられます。(下図参照)

そのレシートを持ってスーパーのレジに向かえば現金でその金額を受け取ることができ、買い物の際にそのレシートを見せれば、その分を減額してもらうことができます。

フィンランド ボトルリサイクル
フィンランド ボトルリサイクル

ただし、このリサイクルマシーンでカウントされるのはフィンランドで購入した商品のペットボトル・缶・瓶に限られます。

フィンランドの商品には、下図の中央のように“0.20€(≒32円)”とキャッシュバックされる額が記載されています。

フィンランド ボトルリサイクル

リサイクルマシーンの使い方を動画で見たい人はこちらをチェックしてみてください!

このリサイクルマシーンのおかげか、フィンランドでペットボトルや缶が路上に落ちているところをまだ私は見たことがありません!!!時々見かける、ペットボトルや缶を拾い集めてちょっとしたお小遣い稼ぎをしている人たちのおかげでしょうか、、?(笑)

市民が主体的にゴミ拾い、街の環境保全に参加する仕組みとして定着していることがよくわかりますね。

フィンランドのゴミ対策に学ぶ

幸い、日本は今のところ、路上にゴミが落ちているところを見かけるところはほとんどないですが、外国人観光客が急増していたり、外国人労働者が増えていくであろうことを考えると、フィンランドのように、どんな人でも主体的に環境保護に参加したくなる仕組みづくりが求められていくのではないでしょうか。

環境先進国の先進的な取組みから少しずつ取り入れていきたいですね!

文・構成・写真/SD学生編集部(M.M 在フィンランド)

Tags: フィンランドリサイクル

おすすめ記事

ラオスの古都ルアンパバーンで撮影した写真
コラム

【現地レポート】ラオス人民民主共和国の「食文化」と「環境問題」に注目してみた!

2025年4月18日
インド旅行を通じてサーキュラーエコノミーの原点とサステナビリティを考える
コラム

インド旅行を通じてサーキュラーエコノミーの原点とサステナビリティを考える

2024年11月12日
サステナビリティと行動変容~ひとりひとりの意思が世界を変える~【前編】
コラム

サステナビリティと行動変容~ひとりひとりの意思が世界を変える~【後編】

2024年10月4日
Next Post
フィンランド オーツ麦

フィンランドは、実は「一人当たりオーツ麦消費量世界一」~毎日の食卓から始まるサステナブルな暮らし~

CATEGORY

  • グローバル
  • コラム
  • トピックス
  • 企業

資料ダウンロード

資料ダウンロード

資料ダウンロード

サステナビリティ・ドライバー

Sustainability Driver

Sustainable Technology & Innovation

TAG

CO2 korfball Slush Well-being アグリテック ウェルビーイング オーツミルク オーツ麦 カーボン・クレジット キノコ ゲノム編集 コーフボール サステナビリティ教育 サステナブルファッション サーキュラーエコノミー ジェンダー タンパク質 データ分析 バイオエコノミー バイオ燃料 パワーエックス ビヨンド・ミート フィンランド フード フードテック フードロス プラントベースフード プロギング ヘルシンキ大学 リサイクル ヴィーガン 代替シーフード 代替肉 寄付 微生物 林業 気候変動 温室効果ガス 石炭 脱炭素 蓄電池
  • HOME
  • プレスリリース受付・取材依頼
  • お問い合わせ
  • 運営会社

© 2024 Sustainability Driver

No Result
View All Result
  • HOME
  • コラム
  • トピックス
  • ニュース
資料ダウンロード

© 2024 Sustainability Driver

Are you sure want to unlock this post?
Unlock left : 0
Are you sure want to cancel subscription?