こんにちは、ライターのMikiです。
今回、植物由来の代替肉「BEYOND MEAT®️(ビヨンド・ミート)」を使用したレトルト食品「GREEN GROWERS Meal」キーマカレーのプレス発表会&試食会に参加してきましたので、レポートをお届けしたいと思います!(2024年2月21日開催)
「BEYOND MEAT®︎」と「GREEN GROWERS Meal」
「BEYOND MEAT®️」
「BEYOND MEAT®︎」とは、代替肉として世界的に有名な米国カリフォルニア州のBEYOND MEAT,INC.(以下「ビヨンド・ミート社」)の植物性代替肉。
えんどう豆のたん白質を主原料とし、「味や食感はまさに肉」と米国で人気の商品です。
本イベント主催のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社(以下、U.S.M.H)は、「ビヨンド・ミート社」と日本における独占販売契約を締結し、同社商品を「Green Growers」の商品として展開しています。
「BEYOND BEEF®︎」(1ポンド、ハーフサイズ)とそのデリカ商品をグループの一部店舗で販売しています。
代替肉が普及し始めたばかりの日本市場で、そのおいしさや食べ方を伝え、良質なたん白質の摂取による健康の実現、環境問題の解決など、商品を通して社会に貢献することを目指しています。
(参照:世界の代替肉ビジネスを牽引する「ビヨンドミート」と「インポッシブルフーズ」)
「GREEN GROWERS Meal」
「GREEN GROWERS Meal」は、「安心・安全」「健康的」「環境にやさしい」をコンセプトに、サステナビリティに配慮した商品を展開するU.S.M.Hのプライベートブランド「Green Growers(グリーングロワーズ)」のミール商品シリーズです。
プラントベースフード(※)を使用した食品を中心に、身体にも環境にも優しい「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
※プラントベースフード・・・植物由来原料を使用し、食感や味など含め肉・魚料理などを再現した食品
現在発売中のレトルトシリーズ
「GREEN GROWERS Meal」レトルトシリーズは、マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の店舗で販売しています。詳しい取扱店舗については、公式サイトをご覧ください。
現在販売されているのは、「野菜カレー」と「ボロネーゼ」の二つです。
野菜カレー 価格:398円(税抜)、429円(税込)
1人前あたり・推定値
- エネルギー:208kcal
- たん白質:9.2g
- 脂質:12.2g(飽和脂肪酸:2.3g、トランス脂肪酸:0g)
- コレステロール:0mg
- 炭水化物:15.3g
- 食塩相当量:2.7g
ボロネーゼ 価格:298円(税抜)、321円(税込)
1人前あたり・推定値
- エネルギー:197kcal
- たん白質:8.6g
- 脂質:10.1g(飽和脂肪酸:1.4g、トランス脂肪酸:0g)
- コレステロール:0mg
- 炭水化物:17.8g
- 食塩相当量:2.1g
「GREEN GROWERS Meal」第二弾「キーマカレー」
キーマカレー 価格:398円(税抜)、429円(税込) 2月29日(木)発売
1人前あたりの推定値
- エネルギー:166kcal
- たん白質:9.9g
- 脂質:6.6g(飽和脂肪酸:1.1g、トランス脂肪酸:0g)
- コレステロール:0mg
- 炭水化物:16.7g
- 食塩相当量:1.9g
本イベントでは、2024年2月29日(木)発売の「GREEN GROWERS Meal」シリーズ第二弾「キーマカレー」の試食会を実施。
キーマカレーは、香味野菜やトマトペーストを使用し、野菜の甘みや旨みを引き出したコクのある味わいが特徴です。
「BEYOND MEAT®︎」とアサイーを使用し、健康と環境に配慮したプラントベースのキーマカレーです。
実食!
それでは、「GREEN GROWERS Meal」のキーマカレー、いざ実食。
…「食感がすごくお肉!」。
筆者ははじめてプラントベースフードの代替肉を食べたのですが、実際のお肉入りカレーと変わらない満足感・美味しさでした。
レトルトでしかも本物のお肉は入っていないのに、お肉たっぷりのキーマカレーならでは旨味がありました。しっかりとしたカレーの味わいがあるにも関わらず、植物肉ということもあって油っぽくなく、胃が重くならないのも良かったです。
ほかの商品(野菜カレー、ボロネーゼ)も食べてみたくなりました!
植物性由来のクラフトコーラ・ジンジャエール
イベントでは、ウェルカムドリンクとして2024年夏発売の「Green Growers クラフトコーラ」「Green Growers クラフトジンジャエール」を配布。
こちらは、「Green Growers 」のラインナップに今後追加を予定している商品の先行品です。
すべて植物由来の原材料から作られており、 レモン、シナモン、カルダモンなどそれぞれ80種類の植物発酵エキスを配合しています。発売日は公式サイトおよび公式SNSにて発表予定とのこと。
迷ったあげく、私はクラフトコーラを選択。
はじめは「コーラなのに透明?」と驚いたのですが、味は微炭酸でほんのり甘い「コーラ」そのもの。とても美味しい…! ごくごく飲める。
80種類の植物発酵エキスが入っているということもあり、スパイス風味の効いた、深みのある優しい味わいを楽しめました。
幼少期からコーラ大好きな筆者ですが、年々健康を気にして遠ざかっていました。だけどこれなら罪悪感なく飲めるかもしれない…! 店頭に置いてあったら思わず購入してしまいそうです。発売が楽しみですね!
ブランドマネージャー・開発者の想い
「Green Growersブランドマネジャー ジュン・マーディアン・スガンディーさん
ジュンさんには、2019年にU.S.M.Hへシニア・アドバイザーとして入社し、ITバックエンド開発とブランディングに注力。その後、2022年6月に子会社である株式会社カスミにて、チーフ・ブランディング・オフィサーに就任。主にデジタルウェブマーケテイング、海外展開戦略、ブランディングデザイン、マーケティングデータ分析、ITバックエンドアプリケーション開発などを手掛けました。
ジュンさん「『Green Growers』は、ウェルビーイング、食の安全保障、サステナビリティを最優先して作られたブランドです。事業の一環として、代替肉を使ったプラントベースフードの領域を拡大したいと考え、ビヨンド・ミート社と契約を結びました。肉だけでなく、チーズや牛乳、シーフードなど消費を抑える取り組みを行っています。
Green Growersは、水耕栽培で作られたレタスや代替肉の販売だけのブランドではありません。食を皮切りに、人間の衣食住に関するすべての的持続可能性を追求し、促進したいと考えております。自社サイトやSNSでもブランドの想いを発信しているので、ぜひご覧ください。」
Xアカウント/YouTube/TikTok/Instagram
「Green Growers」 商品開発担当者の川上一也さん
「Green Growers」 商品開発担当者の川上一也さんは、1998年にマルエツに入社し、店舗の精肉(ミート)に配属され、2004年には本社精肉(ミート)豚肉バイヤーに着任。バイヤーを20年間務め上げた後、現在はマルエツから出向し、U.S.M.Hの経営企画、ビヨンド・ミート担当を担い、「Green Growers」の商品を開発しています。
川上さん「ビヨンドミートは、食べたときの食感が非常になめらかで、20年精肉バイヤーをしていた私が食べても肉に近いと感じます。
日本のお客様にプラントベースの商品をいかに食べてもらうかということを考えていったなかで、『レトルト商品』という一つの結論に辿り着きました。レトルト商品を作ることで、気軽にお客様に手に取っていただき、食べて、感じてもらえるのではないかと考えました。
今回試食していただく新商品のキーマカレーは、ビヨンドミートの美味さをしっかり感じられる味になっていると思います。ポイントは、スーパーフードのアサイーを使っているということ。アサイーを使うことで、ビヨンドミートの味をより美味しくする効果があります。」
※登壇内容をもとにしています
アップサイクル・ファッションショー
イベントの一環として、アップサイクル・ファッションショーも実施されました。アップサイクルとは、不要になったものに新たな価値を見出し、新しく再生させる取り組みです。
アップサイクル・ファッションショーでは、モデルさんが寄付された着物や、ジュンさんの故郷であるインドネシアのバティック(※)などを使用して作られた服を着用し、会場を歩きました。
「Green Growers」ブランドは、食だけでなく、衣食住やライフスタイルすべてにおいてサステナビリティを意識しています。
食べ物や暮らし方だけでなく、ファッションも意識的に選択する人が増えればというメッセージが込められています。
※バティック…ジャワ更紗とも呼ばれ、ろうで模様を描く染めもの。インドネシアの伝統衣装に用いられる
まとめ
以上、「GREEN GROWERS Meal」キーマカレーのプレス発表会&試食会レポートでした!
環境にも身体にも優しいプラントベートフード。今回試食したことで俄然興味が増し、自分のなかで「食」の選択肢が一つ増えたように感じました。
さらには地球の未来に配慮したファッションやライフスタイルの選択についても考えるきっかけになり、大変貴重な時間になりました。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!